日本の総合格闘技人気が低迷していますが、活躍している日本人はたくさんいます。
そこで最近の格闘技から離れていた方のためにも、今回から日本人格闘技の紹介をしていきたいと思います。
現在の日本人総合格闘技でまず必ず語らないといけない格闘家がいます。
それは「堀口恭二」選手です。
知っている方も多いと思いますがとてつもなく強いです。
そんな堀口選手を語る前にまずふれないといけないのがUFCという格闘団体です。
● UFCとは？
PRIDEが消滅し現在のトップの格闘技団体はUFCであり、日本の現状とは逆で大変な盛り上がりをみせています。総合格闘家はUFCに挑戦するのが目標となり、世界から強豪が集まりお互い最強を目指して戦いを行なっています。世界の強豪が集まるので、もちろんそのレベルはとても高く、負けが続けば解雇され勝ち続けなければ生き残れない過酷な世界です。日本人もそこに何人も挑んできたが、世界の壁は高くなかなか結果を出すことができませんでした。
そんな中現れたのが堀口選手でした。
●堀口選手の活躍
日本の格闘技団体の修斗で大活躍していた堀口選手はUFCに参戦すると初戦をKO勝ちで飾る衝撃のデビューから始まり、その後無傷の４連勝、そして一気にフライ級チャンピオンのデメトリアスジョンソンとのタイトルマッチまで登りつめます。
チャンピオンには5R戦った末に負けてしまいますが、このチャンピオンのデメトリアスジョンソンはその後も勝ち続け11度の防衛というUFC記録を作り、今も負け知らずという化け物のように強いチャンピオンですので大健闘したと言っていいと思います。
タイトルマッチで負けはしましたが、その後3連勝しその強さを見せつけました。UFCで最高3位という素晴らしい結果を残し世界最強に最も近い日本人が堀口選手なのは間違いありません。
●堀口選手が総合格闘技をはじめたきっかけは？
もともと空手をやっていた堀口選手が総合格闘技に興味をもったのは高校のときに見たPRIDE、K-1などを見て当時大活躍した山本KID選手がきっかけでした。山本KID選手の小さな体で自分よりも大きな選手を倒す姿に魅かれ上京し弟子入りをしました。
ただ入門当時はかなり太っていたようで山本KID選手曰く、「パンパンに太ったデブ」だったそうです。ひどい表現で笑いますがそこから努力を重ねた結果今の堀口選手があります。
●堀口選手の現在
UFCで大活躍した堀口選手ですが、連勝中であったにもかかわらずUFCを離脱してしまいます。そしてRIZINに緊急参戦をして日本の格闘技ファンを驚かせました。その理由としては日本の格闘技を盛り上げるために帰ってきたと話しており、RIZINがなんとか熱狂をとりもどそうとしていることと、堀口選手の意気込みがあわせれば間違いなく盛り上がっていくのではないかと思います。
私個人としてはUFCで是非またチャンピオンに挑戦して欲しい気持ちもありましたが、RIZINをUFCより勢いのある団体にして世界の強豪を待ち受けるという立場になるというのも非常にワクワクするので、堀口選手には日本で頑張って頂きたいと思います。
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